海外のお客様から「ゲスト投稿できるウェブサイトを教えて欲しい」という相談を頻繁にいただきます。

ゲスト投稿(Guest Posting)とは第三者のブログや情報サイトなどに自分が書いた記事を載せてもらう方法です。その記事に自社サイトの内容やURLを入れることによりSEO上の効果があると言われていますし、海外のSEO業者でゲスト投稿だけを専門的に引き受けているところもあります。バックリンク(被リンク)の構築としてゲスト投稿を活用しているというわけです。

掲示板と似ているのですが、掲示板は管理者が単に場所を提供しているだけなのに対して、ゲスト投稿はそのブログやウェブサイト自体を管理者が運営しており、普段は管理者が記事を書いて更新しているということです。そこに、あくまで「ゲスト」として自分が書いた記事を投稿させてもらうというわけです。

日本で有名なのはnoteですね。
でもnoteと違い、欧米でのゲスト投稿は、見た目は単なるブログやニュースサイト、情報サイトなのです。そのタイプのゲスト投稿は、日本ではあまり見かけません。

なぜでしょう?

私の想像ですが、1つには随分前に掲示板が大きく荒れて犯罪などにも使われるようになり、問題になったことです。その時、(なぜか)管理者も罪になったと記憶しています。その影響が残っていて、多くの人がゲスト投稿にも消極的なのかも知れません。

もう1つには、日本は法律により有料記事を載せる時は「広告」「スポンサー」などの表示をしなくてはならないため、ゲスト投稿が自分の記事であるかのような載せ方ができず、魅力が半減しているということもあるでしょう。

もう少し日本で普及してもよさそうなのですが…不思議です。