今更このブログに書くまでもありませんが、「報・連・相(ほうれんそう)」、つまり報告・連絡・相談が大事だということは、多く社会人1年生が学ぶことです。
しかし別に社会人1年生に限ったことではありません。ベテラン社員、いや社長や会長だって、報告と連絡と相談が大事なのは同じです。企業規模の大小に関係ありません。また日本企業だけでなく、海外企業でも同じですし、社内だけではなく対外的なこと、外部業者や顧客とのやり取りだって同じです。報告・連絡・相談が重要であることは何ら間違いはありません。
その一方で大きく変わったのはその方法です。例えば昭和時代の報告なら紙に手書きして提出していたでしょう。または上司に対して直接、口頭で報告したものです。それが平成後半に入りメールなどで電子的に行うようになりました。さらに、令和の時代に入り、クラウドなどの仕組みを使い報告書をシェアする形で行っているところも多くあると思います。これなら外出先から会社に帰る間にでもスマホで出来ることなので非常に効率的です。大きく時間が短縮されているはずです。
報告だけではなく、連絡や相談もしかりです。チャットやグループウェア等、DXを活用すれば大きく時間が短縮され、大変効率的にできるものです。
ところがですね..。
残念ながらこれらのDXを利用していない会社が非常に多いようです。さすがに手書きの報告書は全滅したとは思いますが、Wordで書いてPDF化してメールに添付して送ったり、紙に印刷して提出したりという会社もたくさんあるのには驚かされます。
道具が変わっても方法が変わってないようでは仕方がありません。
せっかくの先端ツールを最大限に活用し、大きく効率を改善し、生産性を高めたいものです。