テレビ番組のプロデューサーをやっている学生時代からの友人と久々に話をしました。
「あの番組は俺が作ったんだ。」
「MCに(芸能人の)xxさんとxxさんを起用した。」
なんて、まるで自分の力で0から100まで全てを成し遂げ、その番組が日本中で話題になったというくらいの口調で話すのです。実は、テレビをまったく見ない私には何のことやらさっぱりわかりませんでした。他の人と同様に、「え~っ!すごいね~!」って言っておきましたが。
そういえば何年も前に旅行先で知り合った製菓会社の人は、「大ヒットしたあの菓子は俺が考えたんだ。」「俺があの菓子の名前を付けたんだ。」「総理大臣とも先月話したんだ。」なんて話を永遠としていました。まるで、「俺が世界を変えたんだ。」と言っているくらいの自信です。
しかしですね…。
私、こういう人たちって大好きなのです。
こんな話ができるということは、自分の仕事にすごいプライドを持っているということです。自分にも自信がたっぷりとあるのでしょう。そうでなければ、こんな口調で話はできません。
またこういう人たちは、仕事が楽しく、仕事が大好きで仕方ないはずです。寝る時間も惜しみ、休みの日を返上して仕事をしても、何の苦も無く、仕事楽しむことができます。
単に会社名や肩書だけで威張っている人たちとは違います。
そうすると当然、仕事の質は非常に高くなります。会社や取引先の人たちからも高く評価され、それなりのポジション、それなりの給料を確保できるでしょう。そうすると、さらに仕事が楽しくなり、自信が付いてきます。そしてさらに仕事の質がアップします。自分だけでなく、会社にとっても、世の中にとっても役立つ人になるでしょう。
どんな業種、どんな職種でも同じです。みんながこのくらいの自信を持って仕事に励むことがでれば、最強の会社になりますし、そんな会社が増えれば日本も最強の国になると思います。