採用の面接や候補者とのメールやり取りで気づくのですが、やはり若い世代ほどおかしな日本語を使う人が増えているようです。

「面接日程は0月0日という理解でよろしいでしょうか?」
「必要書類は履歴書のみという認識で間違いないでしょうか?」

こういう表現が書かれたメールはとても違和感を感じます。

「お砂糖、ミルクは大丈夫ですか?」
「こちらでよろしかったですか?」

ファミレスやコンビニなどでお馴染みの表現と同じですね。

まだ個人客を相手にするB2Cの場合は、このレベルなら許されるのかもしれません。しかしB2Bの場合、企業同士のメールで何千万円、何億円という取引を決めるのに、このような表現を使うのは大きくNGです。企業としての信頼に関わる問題です。

私だって依頼している業者とのやり取りで、このような表現が連続して出てくると心配になってしまいます。プログラマーやデザイナーなど、人とのやり取りが少ない仕事なら許されるかも知れません。しかし営業、法務、経営に携わる人、広告文章作成、記事ライティング等の仕事をする人がこういう表現を使っているようでは、やはり安心して頼むことができません。

私たちとしても、こんな幼稚な表現を間違って使ってしまわないよう、普段から気をつけたいところです。