私自身はネット上の口コミや評価は(ある程度は)作られているものなので、いずれも無視し、気にもしていないのですが、やはり世の中的にはネットの評価を信じている人が沢山いるのも事実です。なので、これらが低いと、店の集客に直接的な影響が出てきてしまいます。
以前このブログに書いたことがあると思いますが、長野で貸別荘を経営している友人は、その別荘に「味噌汁を入れるお椀がなかった。」という理由でひどい低評価をつけられてしまい頭を痛めていました。
また別の知人が経営する飲食店ではボリュームタップリなのが1つのセールスポイントなのに、あるお客さんから「量が多すぎる」という酷評をつけられてしまったということです。
Amazonなどの製品評価を見ていても、似たような話はたくさんあります。
「届くのが1日遅かった。」
「自分の使っている機種に適合しなかった。」
「サイズが合わなかった。」
などという、製品の性質とは全く関係ないようなことで製品に低評価をつけている例など沢山あります。
大抵の場合これらの評価は販売者側の希望で取り消してくれないので、どうすることもできません。他の評価が良くっても足を引っ張ってしまいます。
大変な迷惑です。
利用するユーザ側がこれらのコメントを全部読んで、信頼に値する評価かどうかを正確に判断してくれれば良いのですが…それを期待するのは無理でしょう。
ネットの口コミ評価はリアルのユーザの声が聞けて便利な反面、こうした偏見による負の評価をつけられ、大きく足を引っ張ることがあるものです。
残念ながらこれらに対する有効な対策は現時点ではなさそうです。