私の知人で今80代の方は、若い頃エンジニアだったと言っています。その方は洗濯機を作るエンジニアだったそうです。
もちろんその時代なら、洗濯機を作る方は典型的なエンジニアだったのです。車の修理をする人もエンジニアです。もしかすると更に前なら機織り機を作った人もエンジニアだったかもしれません。(当時、その言葉があったかどうかは不明ですが。)
今の時代、エンジニアと言えばほとんどがシステム系のエンジニアですね。大きなコンピューターシステムの設計をしたり、ネットワークを調整したり、ホームページやウェブマーケティングの仕事をする人たちは、みんなまとめてエンジニアと呼ばれています。
一方、電化製品を設計する人だって工場で組み立てている人だって昔からのエンジニアである事は違いないはずです。
職業を表す言葉はかなり幅があることが多いのですが、特に私が知る限り、特にこのエンジニアという言葉は他に例がないくらい膨大な幅がある気がします。