余った航空会社のマイレージを使って、週末にグアムに行ってきました。

そこでふと気づいたのは、約30年に前私が初めて行った時と比べて日系のホテルが激減してるということです。

(ハワイでいうワイキキのような)繁華街であるタモン地区には、かつてなら日本のホテルオークラや第一ホテル、藤田ホテル、相鉄ホテルなどがありました。今はそれら全てありません。その時にあったホテルでは日航ホテルが残っているくらいです。当時独占的な強さを誇っていた日本勢に代わり、今は韓国のロッテホテル、タイのホテルなどが大々的に進出してきています。かつてなら考えられなかったでしょう。もちろんグアムはアメリカなのでアメリカ系のホテルであるヒルトンはその当時から健在ですし、新たにウェスティンホテルやクラウンプラザホテルなども参入してきています。

また観光客はかつては半分以上が日本人だったのに対し、その数は大きく減っており、代わって韓国系の観光客が大きく増えている印象がありました。現地の米軍の人と色々と話していると、やはり全く同じことを言っていました。

日本からの観光客が激減なのは円の弱さもあるものの、特にコロナ以降は多くの人が海外旅行を敬遠し、内向き志向になっているのもあるでしょう。もちろん日本の景気停滞も大きな要因です。

短い滞在でしたが、たったこれだけで経済の縮図を見てるような気がしました。