そんな話で友人と盛り上がりました。

最近、特に大企業のホームページでは右下あたりにチャットサポートの小さなウィンドウが自動で出てくるよくあります。質問があればLINEチャットの感覚でそこから気軽に聞けるというわけです。

ところがですね…。
この反対側にあるのは、大抵の場合、人間ではなくチャットAIロボットなのです。

AIが急速に進化していると言えども、残念ながらチャットサポートに使われているAIロボットは未完成なものが多く、かなりの確率で正確な答えを返してくれません。同じ質問、同じ結論の繰り返しになることが多々あります。もちろん、まだAIは人間に追いついているわけではないので、人間同様のサポートができないことは仕方ないのですが…。

電話も同じです。先日のブログに書いた通りです。こちらはAIどころかネット以前の段階から、録音アナウンスに従って番号を押していく方法がありましたし、今ではAIロボットによる自動対応もよくあります。しかしサポートのレベル的には人間に遠く及んでいない感がありますし、たらい回しも日常的にあります。

そんな中、チャットでも電話でも(珍しく?)人間のサポートが一発で出てきてくれると嬉しくなります。「人間が出てきてくれた!」なんて喜ぶことが変なのですが…これも時代の変化です。

今や各社が競ってAIロボットによるサポートを導入しようとしている一方で、風潮を無視し、頑張って人間によるサポートを強化しているところは少ないものです。

それだけに、人間による人間ならではのサポートを提供できるところが真の勝者になりそうな予感がします。