昨日の続きです。
円安の問題、低賃金の問題と並んで挙げられていたのは、日本の労働環境の悪さ、言葉の壁、そして、外国人差別という問題です。
日本の労働環境の悪さに関しては、確かに長時間のサービス残業や理不尽なことがまかり通っていた事はあったものの、ここ数年で大きく改善されたのではないでしょうか。
しかし、言葉の壁と外国人差別はほとんど変わっていない気がします。
言葉の壁に関しては言うまでもありません。これだけ長きにわたって英語の必要性が言われてるにもかかわらず、教育制度も何も改善されていないのが実態です。
そして私自身日々感じているのは外国人差別です。これだけ外国人が多い渋谷の街を歩いていても、露骨に外国人をよそ者扱いしている人を見かけます。また、ちょっとした問題を大きく報道し、「だから外国人はダメなんだ」と言ってみたり、その世論を作り上げたりしていることを感じます。
コロナ騒動が終わったにもかかわらず、多くの人が内向きになり、海外に行く人も大きく減った今、日本がこれ以上時代に逆行し、閉鎖的にならないことを祈るばかりです。