私がサラリーマンだった時、週末でも有給でも休暇中に仕事の連絡をもらうのは超・超大嫌いでした。電話が一つ鳴るだけでも許しがたいくらいのレベルでした。メールも絶対にチェックしないことにしていました。

もちろん独立して自分で会社を始めたからには365日休めないのは覚悟です。週末に連絡が来ることは滅多にないものの、平日に休んでいるのなら仕方ありません。「有給」を宣言して1日休んでも、実際は半分以上が仕事になってしまうものです。もっとも、サラリーマンと違って好きで始めた自分の会社だから何ら問題もないのですが。

さらに最近ではスマホやスマートウォッチ、それらについてくるチャットツールのために、休みの日と言えども仕事から完全に離れるのが難しくなってきたのも事実です。パソコンと違い、それらのツールは休日も使うのが一般的ですね。そうすると、特に有給の日などスイッチを切らない限り連絡がくるのを完全に避けることは不可能でしょう。

ただ、日本では休み中も仕事をしたり仕事のことを考えるのが「エライ!」とされています。それは私は大反対です。サラリーマンなら、休みの日は一切仕事をせずに、仕事のことを一切考えない方が「エライ!」と思います。それでないと、休みの意味がないでしょう。

さて。今日、海外のお客様に出したメールの自動返信でこんなのが返ってきました。

(有給で一週間休みます。パソコンへのアクセスはありません。)

なかなか、やってくれますね!エライ!
このくらい言い切って休むことが大事なのでしょう。

あとはこれを認める日本の企業文化が望まれるところです…。