リモートワーク、WEB会議などで伝わりにくいことの一つに「緊迫感」があると、最近思うようになりました。

目標や作業内容、課題、各期日などを一覧にして共有するのはクラウドが得意とするところですし、会ってダラダラ話してノートに書くよりずっと効率的です。これならリモートワークでも何ら問題はありません。また、単に顔を合わすだけならWEB会議で十分です。

しかし、プロジェクトの最中に何かを急に処理しなくてはならない時や納期が迫っている時、もし担当者が机を並べて仕事しているのであれば、その緊迫感、緊張感が共有され、急いでいる空気をみんなで感じ取りながら仕事ができるでしょう。しかしこれが全員リモートで物理的に離れている場合、その感覚を感じるのはとても難しいことです。現場にいなければ、たとえWEB会議で会っても問題をメールで伝えても、緊迫感の共有はなかなかできません。

リモートワーク中に何か急ぎのことがあるときは、普段以上にきっちりと期限を決め、何度も念を押して伝えることが不可欠なのかも知れません。