請求書の管理表、経費の管理表、やること一覧表、プロジェクトの管理表、契約の管理表…などなど、社内ではExcelやGoogle Spreadsheetなどを使った管理表が無数にあります。で、(当たり前ですが)すべてに行と列があり、見出しがあります。そして、それぞれ作った人がわかりやすいように色々と工夫をしているのですが…どうやっても作った本人以外が見るとわかりにくいものなのです。

これは社外でも同じです。お客様からいただく作業のご依頼や私たちがお客様向けに作る実績一覧も同じです。お客様がご用意くださるご依頼用の表はとても丁寧に時間をかけて作ってくださっているのはよくわかります。でも根本的な目線が違うためか、やはり私たち側では理解しにくいことも多く、改めて自分たち流に別の表に書き直して送るのですが…お客様からするとかえってわかりにくくなっているのでしょう。「つまり、こういうことですか?」と聞くと、「いえ、こういうことです。」とまた元の表を修正して送ってくださることもあるのです。

まあ考えてみれば、表だけでなく説明文章だって何だって同じですね。書いた本人、作った本人がわかりやすいつもりでも、相手に伝わらないことが往々にしてあるものです。

いかに相手にとってわかりやすいように書くかはとても重要なことであり、とても難しいことだと思います。