毎日何百というDMがメールで届きます。もちろん大半は営業メールであり、新規の業者さんがウチのホームページを見て(あるいは「見た」と言って)何かをオファーしてくるタイプがほとんどです。内容は(もちろん)「お会いしたい」とか、「WEBミーティングで直接話したい」というのが多いのはいいとして、多くの場合はその件名があきれるくらい下手なのです。
「ご挨拶のお願い」」「アポのお願い」…とか、日本語として意味不明ですよね。中には「ご挨拶の機会のお願い」と、さらに意味不明なものもあります。書いている人はこれが何なのか、相手に意味が通じることなのか、メールを出す前に考えてみるべきでしょう。これではタイトルを見ただけでゴミ箱行きです。
その一方、昨日海外から来たDMの中にはこんなものがありました。
「あなたに会うために東京に行きます。」というタイトルです。もちろん、そんなわけがあるはずないのですが、ついつい手を止めて開いてしまいます。
内容はちゃんと私の名前が入っていて、具体的に自分たちが東京に来る理由、ビジネスの内容や特徴がわかりやすく書いてあります。これなら読んでいて面白そうだと思ってしまいますね。ちゃんと効果的なDMの方法を学んだ人が書いているに違いありません。
「数うちゃ当たる」という営業は否定しませんが、やはり一工夫あるたけで当たる確率もぐっとアップするものです。