ウチのオフィスがある道玄坂二丁目に建設中の28階建ビルが数日前に「完成」したようです。

このビル、3月に入ってから毎晩のように突貫工事をやっていた様子でした。私が夜23時頃に何度となく前を通ったところ、必ずその時間でも明かりが煌々(こうこう)とついていて、工事中でした。恐らく3月末の納期に間に合わせるために必死でやっていたのでしょう。その甲斐があり3月末にとりあえず「完成」して納品したのだと想像します。ただし、ビルが出来たからといっても翌日から営業ができるわけではなく、実際はこれから内装を行い、搬入を行い、看板を出して…と進めていき、オープンは9月になるそうです。でもあくまで会計上は施設のオープン日ではなく、ビル自体が完成して納品されればいいのでしょう。(多分。)

どんな業種でも同じことはありますし、私たちホームページ制作でも「何とか年度内にリリースを」ということはよくあります。そして短納期で作業を進めている最中に予定外の追加作業が入ったり、原稿が変更になったり、外部要因で何かが滞ったり…というのも日常茶飯事です。業種はまったく違いますが、恐らくビル建設でも似たようなことはあるのでしょう。

しかしホームページの場合はとにかく出しておいて、リリースしてから強化していくことが簡単にできますし、むしろ一般的です。でもビルの場合はとりあえず建ててしまい、出来てから強化することはできませんね。なので、それだけに私たちよりずっと大変だと思うのです。

なんだか、本当に工事現場の人たちが気の毒でした。