久々に東京商工会議所が主催する異業種交流会に行ってきました。コロナが一段落したためか、以前にも増して活気に満ちている雰囲気でした。

参加メンバーは自営業や零細企業の代表者が大半です。最近起業してこれから集客という人もいれば、長年やっていて更に新規開拓という人もいます。もちろん大企業の営業担当者もいます。

そんな中でいつも思うのですが…。
営業出身者でない人、例えば技術者やデザイナー、税理士さんや弁護士さんなどの中には自分で営業活動をまったくしたことが無い人も少なからずいます。そういう人たちの中でも元々社交的な人はまだいいものの、そうでない人は交流会などで新規取引先を開拓するのはかなり難しいようです。

当然、自分の専門分野では高度な知識があり、高い能力があるのだと思います。だからこそ独立起業するわけです。しかしそれらの専門能力だけではすぐに商売につながらないものです。

見ていて気の毒に思うことがあります。せっかくの専門能力もお客さんがいなければ発揮することができません。特に独立起業後は軌道に乗るまで厳しいところです。