あるホテルレストランの口コミに書いてあった話です。

そのレストランで食事をしたセレブカップルのところに支配人が名刺を持って挨拶に来たものの、男性の方にだけ名刺を渡して挨拶をしたそうです。それを女性の方が強く批判していました。

これ、30年前の日本なら当然の光景だったでしょう。ビジネスの席でも、挨拶は男性にのみする人が多々いたはずです。(さらに昔の日本なら、女性には参政権すらなかったわけです。)今の時代でも、たとえばタクシーで年配の運転手さんは若い女性客に対しては平気でタメ口になります。男性なら若くても大抵は敬語を使うはずです。

まだ日本にはそういう習慣が残っているのでしょう。

ふと気付いたのですが、そういえば米系のホテルに夫婦で行ったとき、確かに支配人は妻にも私にも平等に名刺を渡して挨拶をしていました。私は「一家に2枚もいらないのに。」と思ったのに、そういうことだったのですね。

私を含め、多くの人がやってしまいそうなミスです。十分に気を付けたいところです。