LGBT、ジェンダーレスの問題をここで論じるつもりはありません。最近聞いた、言葉についての話です。

男女にかかわりなく「xxさん」「xx様」を敬称に使える日本語は便利ですが、英語の場合、男性か女性かによって「Mr. 」「Mr.」「Miss」を使い分けるから大変です。「Dr.」という肩書なら1つで済むので楽ですが…それは一部だけです。女性に関しては昔と違い、最近では未婚・既婚を問わず「Ms.」を使うことが圧倒的に多くなってきたものの、「Mr.」と「Ms.」はいまだに存在します。

ただ、友達同士や同僚なら日本よりはるかに多くの場合はファーストネームで呼び合うし、日本語と違って知らない相手は敬称なしで名字だけで呼ぶのも失礼にならないので、敬称に関してそれほど大きな問題にはなりません。

一番大きいのは、恐らく代名詞でしょう。「She」や「He」は非常に頻繁に使いますね。日本語でも「彼」「彼女」は使うものの、主語や目的語が省略可能な日本語と違い、英語はこれらの代名詞を日本語の何倍も使います。

そこで最近出てきたのが、自分で宣言してしまう人です。

今日、海外から送られてきたメールの署名欄です。(顔写真、名前は伏せてあります。)わざわざ名前の横にカッコ書きで(she/her/hers)と書いてあるのは、つまり、自分のことを女性代名詞で呼んでくださいというアピールなのです。ジェンダーレスのコンセプトがあるので、あえて男性か女性かと書かずに、代名詞だけ指定しているところがポイントなのです。この人は実際に女性か男性かは問題ではないのでしょう。

まあ大切なことなのだとは思いますが…まだ私はイマイチ、なじめませんね。