有名大学を出ていれば頭がいいと思われるけど、それは定義の一つに過ぎず、そうでなくても頭がいい人はいっぱいいる…という話を二年前に一度書いています。

2021年6月21日付記事
http://mahanacorp.jugem.jp/?eid=5147

それに加えて最近特に思うのは、頭がいいの種類です。「頭がいい人」と言われて誰でも最初に思い出すのは記憶力が良い人でしょう。有名大学に入っている、高度な資格を取っている人は(ほぼ)間違いなく記憶力が良い人ですね。

話が上手な人、饒舌な人も頭がいい人です。単に「おしゃべり」と思われがちですが、おしゃべりなのは頭がいい証拠です。

それから計算が速い人も「頭いい」はずです。しかし日常生活では(飲み屋の割り勘などを除き)計算の速さ示す機会は少ないかも知れません。

その一方で、頭がいい人なのに暗記も話も計算も苦手という人も沢山います。芸術家、スポーツ選手など、特定の分野において驚異的に頭がいいのに話が苦手な人、学者やお医者さんでその分野では高い能力があるのに話すことは苦手な人もいます。いずれの人も、場合によっては「あの人、何言っているかさっぱりわからない。頭がおかしいのでは?」なんて言われてしまうこともありますね。でも実は頭がいいの種類が違うだけなのです。

身の回りにも思い当たる人がいるのではないでしょうか?

頭がいい、悪いなど考えず、自分とは違う分野、自分には理解できない分野に優れている人なのだと考えると、付き合い方も変わってくると思います。