色々なことで米国が国際基準なのは間違いありませんが、なぜか道路標識は全然違います。
例えば上の写真は日本では制限速度40kmと駐車禁止ですね。欧州も多くの国で同じです。しかし米国だと制限速度と駐車禁止はこんな感じです。
記号ではなく、単に書いてあるだけ…という感じですね。米国は他の道路標識も概ねこんなふうに記号ではなく文字が書いてあります。
少し調べたところでは、元々は欧州が各国陸続きで車の国をまたいだ行き来が多いために、言葉ではなく視覚的に分かりやすい記号を作って統一したということです。なるほど…。
そしてそれが国連の基準になり、世界的な基準になったのでしょう。日本も早くからこれを取り入れたようです。しかし完全統一にはなっているわけではなく、各国で微妙に違いはあるようです。
実は道路標識だけでなく他の記号、何かのシンボルでも同じです。文章に使う記号だって国によって違います。
日本で使われているすべての記号が(当然)世界共通ではありません。ホームページや海外向け資料を作るときは十分に注意する必要があります。