以前にも書いていると思いますが、とてもよくあることなので、また書いてしまいます。

自分が翻訳したり書いたりした英語が正しいか、身近な米国人にチェックしてもらうことがよくあります。海外ビジネスをやっている人なら一度や二度くらい経験しているでしょう。米国で生活したことがない人が自分で書いた英語なら、たとえ文法的に正しい英語であっても現地の人が絶対に使わないような表現になっていることだってあり得るからです。そして「ネイティブチェックをしてもらったから安心」と思っている人も多々います。

しかしですね…。

ネイティブであっても、その人が英語の文法、スペル、コピーライティング、ビジネス用語まで知っている言語のエキスパートであるとは限りません。いや、エキスパートでない人の方が圧倒的に多いでしょう。

日本だって同じですね。日本人であり日本語のネイティブであっても正しい日本語を知らない人の方が私が知る限り大多数です。

「以上でよろしかったですか?」「レジ袋は大丈夫ですか?」と平気で言う人に、皆さんは自分が書いた日本語をチェックしてもらいたいでしょうか?

ネイティブチェックを過信してはいけません。その人の言語レベルがどのくらいかを確認することも大切です。