最近やたらと耳にするようになったDXはデジタルトランスフォーメーションの略。色々な仕事をデジタル化して効率良くするという意味ですね。これが話題になるのだから、世の中的には素晴らしいことです。

しかしですね…。この関連で助成金を受けるためには大量に紙の書類を用意する必要があるのです。役所に足を運んで取る書類もあり、ハンコを押す書類もあります。DXの真逆です。

役所のことだけではありません。大企業でもトップダウンでDXの推進を掲げて頑張るのですが、そのために膨大な紙の資料を用意したり、会議を開催したりするそうです。

そういえばリモートワークの助成金も同じでした。リモートワークを推進する助成金のために役所に行って書類を取り、会社に行ってハンコを押した覚えがあります。

思うに…。
日本では何かが話題なると皆んなが「右にならえ」で動き出します。それが何なのか、本来の目的は何かすら考えずに一斉に動き出すのです。そのために中身が抜けて穴だらけになり、矛盾だらけになるのかも知れません。

日本でDX を浸透させる決して容易ではなさそうです。