時々、飲食店などに入りテーブルにあるメニューを開いた瞬間、驚きます。金額が変わったり、欠品したりしたものを黒マジックで訂正している店がいまだに沢山あるのです。
もちろん料理は生ものを多く扱いますし、野菜だって肉だった季節やその時によって値段が変わり、仕入れが変わることでしょう。いつも扱っていた材料が突然入手できなくなることも多々あるはずです。なので、これまで出していた料理が出せなくなったり、値段を変更したりすることはやむを得ません。
ところが今の時代なら、小規模店の小さなメニューならパソコンやスマホで簡単に作ることが出来ますし、訂正も容易です。子供でも数分あればできることです。「こだわりの店」という一方で、そこで手を抜いているのはいかがなものでしょうか?
もちろん、メニューをタブレット端末にしたり、デジタル化したりするのも一つの方法ですが、それは店によっては受け入れられない可能性もあります。しかしパソコンで印刷する方法なら、かなり豪華なものまで非常に簡単に作れるものです。それをせずに黒マジックで塗りつぶして訂正していることに私は疑問を感じます。
せっかく料理も内装も皿もこだわっている店であれば、是非もうひと頑張りこだわっていただきたいものです。