週刊少年ジャンプはピークだった1995年の3-4合併号が653万部発行されてギネスブックに登録される世界記録になったそうです。読者の大半が20歳以下の未成年であり、その世代の人口を考えると、当時の子供たちが大人になる段階で思考回路の形成に大きな影響を与えたことは明らかです。世論を動かすレベルです。私がその当時に読んだ大前研一さんの本に、「この影響力を侮ってはいけない。」と書いてあったのをハッキリと覚えています。

この記録がいまだに破られていないということは、今の雑誌、漫画でそこまで影響力を持つものはないということでしょう。しかしその一方で、人気YouTubeやインスタはフォロワー数が1千万人を超えているので、それと同じくらいの影響力があるわけです。もっともマンガ雑誌の場合は発行部数がほぼ読者数ですし、SNSのフォロワーと違ってほぼ全員がアクティブであり、すべて読んでいる人が多いはずです。SNSのフォロワーの場合は登録したものの、まったく見ていない人もいますし、時々見る程度の人も多いでしょう。また年齢層も分散されています。なので漫画ほどは思考回路の形成には影響を与えていないと考えられそうです。

ただ、いずれにしても学校で習うことや親が教えることと同等、いやそれ以上の影響力があることは確かです。検閲などにより情報をコントロールすることはできないものの、どういう影響があるかは把握しておいた方がよさそうです。