先日、マイクロソフトがCopilotというツールを発表しました。単純に日本語和訳すると「副操縦士」という意味ですね。

これまでの通常のWordやパワーポイントにAIを組み込んだもので、問いかけに対しての答えを自動で資料化するという優れものです。さらに進化したChatGPTとワード、パワポを融合したというわけです。例えばワードで作られた何かの資料を「顧客向けのプレゼン資料として要約し、イメージ画像付きでパワポにして」と言うと、勝手にワードをパワポを要約して画像付きでみやすいプレゼン資料にしてくれるというものです。

先日のデモで見せてもらったのは、「三重県に来る60代のアメリカ人観光客に三重県の魅力を伝える資料を作って。」と言ったら、パワポで非の打ち所がないほと素晴らしい観光資料を英語で作ってくれるという実験でした。旅行会社の人も、「そのまま使いたい」と言うレベルだそうです。人間がやったら丸一日、いや、下手すれば2-3日はかかるでしょう。

ところでこの次世代のスーパーツールの名前が「副操縦士」なのがとても素敵です。つまり、「あくまで操縦士はあなたです。AIはあなたのサポートです。」と言う意味なのです。

道具の進化に伴い、使う人の役割がますます重要になってくるということだと思います。