先日参加したイベントで堀江さん(ホリエモン)の講演が面白かったので、少し書いておきます。

DX化についての話なのですが、最初の一言がいきなり、「DX化とか言ってるけど、どんだけ周回遅れなんだ!」でした。いかにも堀江さんらしい強烈な出だしですね。

でも実際、多くの人が同じことを心の中で思っているような気がします。普段からスマホ、ネット、クラウド、そしてAIまで活用している人にとって、「DX?なんで今さら?」と思うに違いありません。

その一方で、今だにアナログから抜け出せていない仕事が沢山あるのも事実です。最先端のIT、DXに関する会議をやれば、最初に参加社全員で名刺交換をします。紙の書類だってなくなりません。

そして堀江さんいわく、現金も絶対に無くならないそうです。キャッシュレスを表向きで推進しても、法律を作っている人たちが脱税、裏金なんてやっていると、現金が必要だからです。この人たちは電子決済になると困るのです。

そんな日本で古くからある大企業、役所に完全DX化はありません。完全デジタルな会社を新しく0から作るか、倒産寸前の会社を買収して改革を強いるか、その選択肢しかないというわけです。