昨日書いた堀江貴文さんの話をもう一つ。

日本に電話が初めて入ってきた明治時代には電話交換手という仕事がありました。電話局でかかってきた電話の回線を相手先の回線に手作業でつなげるという仕事です。電話が普及するに伴い、この仕事をする人がかなり増えていたそうです。

そして1930年頃からこの仕組みが自動化され、電話交換手という仕事が徐々に減り、そのうちに完全消滅したというわけです。

DX化、AI化により、同じように「過去に存在した仕事」と呼ばれるようになる仕事が沢山出てくるのは間違いありません。その一方で、昨日書いた名刺交換や現金のように、無くなることが非常に難しいものもあります。

しかし、考えてみたらWEBミーティングだって5年前はごく一部の人しか使っていなかったものですし、世の中的にも(特にご年配の方は)「WEBミーティングなんて失礼だ!」と言っていたものでした。それがコロナを機に一気に変わったわけです。

何か同じくらい大きな出来事があれば、名刺交換や現金も一気にデジタルに変わる可能性がありそうです。

(「電話交換手」という言葉が違う意味で使われることもあります。大企業や大きなホテルでは「電話交換台」というのがあり、かかってきた外線電話を内線電話につなげる担当者を「オペレーター」と呼んだり電話交換手と呼んだりすることがあります。この仕事も今は大半が自動化されたり、直通電話に置き換わったり、そもそも固定電話自体がなくなったりしているので激減しています。そのうち、言葉も消滅するでしょう。)