年30-40回くらい飛行機に乗っていて、降りる時にいつも同じことを考えます。

飛行機が着陸して、滑走路を移動して、ターミナルに着いて、完全に停止して…やっとシートベルトサインが消えますね。で、そのサイン消える音が「ポーン!」とした瞬間、みんなが一斉に立ち上がるのです。国際など長距離ではそれほどでもないものの、短い距離、特に東京大阪などでは顕著です。音がなったその瞬間、ホント気持ちいいくらいに全員が揃って一斉にシートベルトを外し、立ち上がります。

で、それを見て思うのですが…。みなさん、どれだけ忙しいのでしょう?1分1秒と争うくらい忙しいのでしょうか?

その一方で、飛行機の中では多くの人がスマホや備え付テレビでゲームをしたり、娯楽番組を見たり、機内誌を読んだりしています。仕事をしている人は10人に1人、いやそれ以下です。

また多くの人が「忙しい」を口癖のように言って、歩きながらもスマホを操作いる割には、それほど多くの仕事をこなしているようには見えません。

このブログで繰り返していますか、日本の生産性は世界最低レベルです。日本の文化、生活習慣から抜本的に変えていかないと20年、30年後には取り返しのつかないことになりかねません。