Googleが数年前から検索順位を決める規準の一つとしてコンテンツ自体を重視するようになり、その品質判断要素の一つとして誰が書いたかを見るようになりました。

例えばダイエットに関する文章なら素人が書いた日記より医者や栄養士など、その道のプロが書いた文章が評価されます。弊社のお客様でも社労士や税理士といった資格を持つ方々が書いたコンテンツが沢山掲載されているホームページが上位にランクされています。

さて。

では特に資格が関係ないものや、資格が何もない人が書いたものはどうでしょうか?

資格が関係ない、資格は持ってないといえども、当然その道のエキスパートが書いたコンテンツが強いことは明白です。その分野に関して多くの文章を書いていたり、本を出していたり、講演をしている人が書いたものならGoogleの評価は高いでしょう。他の人からも賞賛されている人ならなおさらです。

ということは、これまでのように匿名やふざけたニックネームで登場している人は不利になるはずです。ペンネームとして世の中で広く知られている人ならともかく、そうでない人が顔も名前も隠して書いているようでは弱いはずです。反対にどこでも正々堂々と実名を語り、写真を出し、経歴を公開している人、自分のブランドを持っている人の方が評価されて然るべきです。

料理やレストランの話などはいい例です。匿名で5,000件もの批判文章を書いているにわか評論家が書いたコンテンツより、実名で登場し、本を出版し、マスコミにも多く取り上げられている人が書いたコンテンツの方が評価は高いはずです。

実際に実験したとか実例とかは見たことがありませんが、十分にあり得ることだと思います。