米国のSEO業界で時々使われる表現です。「コンテンツ イズ キング」。コンテンツこそ王様、つまり、ホームページのSEO(Google対策)にとって内容が一番重要だということです。

これはGoogleが今のようにコンテンツ重視と言い出すよりずっと前から言われていたことです。キーワードを詰め込んだり、無理やり外部リンクを構築したりするのは、いずれも小手先のSEOに過ぎません。ホームページに書かれている内容を充実させることが王道であり、もっとも重要であるというわけです。本来当たり前のことなのですが、SEO業者が技術的なことに盲目的になり見落としがちなことでもあります。

先日書いた通り、その道のプロが書いた文章が高く評価されるのはもちろんのこと、内容がユーザにとって見やすく、分かりやすく、豊富に書かれていることも重要です。

当社のお客様では、先日引き合いに出した税理士さんや社労士さんが書いた専門的かつ読みやすく分かりやすい文章が功を奏し、検索ランクが上昇しました。まさに「Content is King」の好事例です。

それからちょっと変わった例としては、海外のお客様が作られた日本語ホームページに書かれていたコラムで、内容が非常に良いものであるにも関わらず、文章が英語からの直訳で日本語としてイマイチだったものがありました。それを私たちの方で日本語として自然で読みやすいものに改善したところ、一気にそのキーワードでの検索順位がアップし、アクセスが増えたということがありました。これも「Content is King」の好事例だと思います。

ホームページがなかなか上位に来ない時は、もう一度原点に返って、コンテンツが本当に充実していてユーザにとって分かりやすく役立つものかを再確認してみることが大切です。