このネタ、ちょくちょく書いていますね。やはり時々、痛感することがあるのです。

今回は12月に(期限切れ間近のクーポン券で)泊まった2つのホテル。両方ともモダンなデザインを採用したカッコいい、そこそこ一流のホテルなのです。部屋もキレイにまとまっており、とてもスタイリッシュな感じです。

しかしですね…照明ボタンが超使いにくいのです。

iPadのようなタブレットがベッドサイドに置いてあり、「照明」というボタンをタップするとこんな画面が出てきます。カッコいいのは良いのですが…。

これ、夜中に目が覚めて(寝ぼけながら)これをタッチして正しく小さな照明をつけるのは至難の業です。近眼、老眼の人ならメガネが必須です。間違って全照明をつけてしまうのならまだいいとして、「清掃依頼」とか押してしまったら大変です。

これも同じです。上の例と違いタッチパネルではありませんが、すべてボタンがフラットになっているので手探りでは不可能です。やはり間違って「掃除してください」などのボタンを押してしまう可能性があります。

これが従来式の電気スタンドで、大きなツマミやひもがあれば、どんなに楽で簡単でしょう…。

デザインを重視するあまり、ユーザビリティ、ユーザの利便性を無視した典型的な事例だと思います。