お客様のホームページを作る際に使うイメージ画像を10枚くらい用意し、その中から1枚選ぶとします。

最初に私が見て、「これ!」というのを1つ選んで別の人に聞いてみると、まあ9割くらいの確率で「私はこっちがいいと思います!」と言われてしまいます。そしてさらに別の人に聞くと、別のものを選びます。

もちろんイラストやホームページデザインでも同じです。常に「これでしょう!」と言って選択するものが人によってわかれます。デザイン系の仕事では、本当に「あるある」なのです。

あと、制作の際にお客様から載せたいという写真を沢山送っていただくのですが、その中から私たちが良さそうなものを数枚選んで使うと、これもまた、大抵は、「それじゃなくて、これ!」と言われてしまいます。またお客様によっては、「せっかく送ったのに、なんで半分ボツにするんですか!全部載せてください!」と言われることもあります。

よく考えてみたら、その通りです。特にお客様側で用意された写真の場合は1枚1枚思い入れがあるわけなので、それを私たちが見た目で判断して取捨選択すること自体、大変失礼なことなのです。

写真選びは簡単そうでとても難しいものです。私たちは常にお客様とコミニケーションを取り、お客様のご意図を正しく反映させるようにしなくてはなりません。