これは小学校か中学校で習う(ハズ…)の基本だと思います。

日本語には、「です」「ます」で終わらせる丁寧な調子と「だ、である」で言い切る調子があり、同じ文章内ではどちらかに揃えるものとされています。この二つが混在すると違和感があります。

誤「今日はいい天気だ。花見日和です。」
正「今日はいい天気だ。花見日和である。」
正「今日はいい天気です。花見日和です。」 

という具合です。

もちろん、これはあくまで同じ文章内のことなので、例えば見出しや要約文は「だ、である」調、本文は「です、ます」調和という使いわけはいいのです。

ホームページに掲載する文章などは、まさにこの例です。見出しはスペースの関係もあるし、なるべく短く文章にして見る人を引きつけることが重要なので「だ、である」調にしつつ、本文は丁寧に「です、ます」にする方法がよく使われています。

有名企業のホームページを見ても、同じページ上の違う文章であえてこの2つを使い分けているのを見かけます。やはり見出しやキャッチコピー、短い説明文などを「だ、である」にし、詳しく説明する文章を「です、ます」にしています。これも考えて使っているのでしょう。

同じ文章内は統一するのが鉄則、あとは上手に使い分けるのがよさそうです。