最近、「2年前のコロナ騒動は一体何だったんだろうね…」なんて話になることがよくあります。確かに今思えば2年前の今頃は緊急事態宣言が何度も出て、何度も長引き、外出禁止令、禁酒令、レストランの時短などが(ほぼ)強要され、多くの人は一時もマスクを外すことは許されませんでした。みんな極度に制限していました。必要以上だったかも知れません。
これはどんなことでも同じです。
人は理解できないもの、見えないものを必要以上に怖がる習性があります。
例えばサメやクマなどを極端に怖がりますね。それは日常的に姿を目にすることがなく、その生態が不明だからです。でも実際に危険なのはもっと身近な動物です。実は蚊や犬の方がはるかに危ないのです。
飛行機が危ない乗り物だと思ってしまうのは、操縦している様子が見えないからでしょう。でも実際は自動車の方があるかに危ないのです。
さらに身近なことを考えてみてください。自分が今いる空間で突然電気が消えたら、それだけで怖いですよね。でも実際は明るくても暗くても同じはずです。
色々なことに共通しています。ビジネスでも、これまで遭遇したことがない事態が起こった時に必要以上に怖がる必要はないのです。冷静に事態を分析すれば、何も恐れる必要はないものです。