結婚式でなく普段の仕事の場でも書類に名前を載せる順番、テーブルの席順、紹介の順番、挨拶の順番、エレベーター乗り降りの順番…などなど、社会人であれば常に意識し、気をつけているでしょう。
メールの書き出しで宛名を書く時だって当然、序列に気を使います。田中社長、鈴木部長、中村課長、佐々木様(ヒラ)…という具合に書きますね。逆に書く人はまずいないはずです。
しかし!
ToやCCに入れるメールアドレスの順番まで気を付けている人はどのくらいいるでしょう?特にToではなくCCに入れるメールアドレスは、受け取った人が毎回ちゃんと見ているわけではありませんし、大半の人は気にもしていません。私自身、滅多に見ることはありません。
ところが、やはり毎回チェックしている人はいるものなのです。そして、その順番を気にする人は気にします。特に、その人自身がこうしたビジネスマナーについて日頃から細心の注意を払っているのなら、他人が送ってきたメールのことも気になりますし、CCの順番がバラバラならそれだけで、「送り主は礼儀知らずだ。」「マナーに無頓着なヤツだ。」と思ってしまうこともあるわけです。
CCの順番なんて面倒かも知れませんが、難しいことでも時間がかかることでもありません。言葉遣い、誤字脱字など常に気を付けているのであれば、あと数十秒使って、CCの順番まで気を付けるようにしたいものです。