数か月前、ZOOMでミーティングの自動議事録を試してみたところ、びっくりするくらい高精度だったことを書きました。
2024年6月21日「AIによる議事録作成」
最近、私は議事録だけでなくミーティング中もAIによる字幕機能を活用しています。母国語である日本語と違い、英語でのミーティングは集中していないと聞き漏らしてしまうことがあるためです。また相手の国によりアクセントが独自で強い場合もあり、聞き取れずに困ることもあります。そんな時は相手が言ったことをそのまま英語で表示してくる字幕が威力を発揮するのです。(もっとも、AIですら聞き取れない強いアクセントの場合も多々あります。そんな時はお手上げですね。もう一度言ってもらうしかありません。)
さて、それが更に進歩し、今ではAIによる相手の理解度分析もあるそうです。相手の返信内容だけでなくちょっとしたしぐさ、目の動きや口元の動きなどちょっとした表情変化をAIが読み取り、理解度を分析してくれるというわけです。もちろん喜怒哀楽の度合いもわかります。それによって、こちらの話がどのように受け止められているか判断できるというわけです。
これまでならいずれも百戦錬磨の経験があるベテランビジネスマンのみが可能だったことが、新人さんでも出来るようになりつつあるわけです。
経験や知識もさることながら、これからの時代は、先端ツールをいかに上手に使いこなすかが大きな鍵となりそうです。
(イメージ画像はAI生成)