先日パソコンのデータ容量の話をしながら、ふと、そんな昔話を思い出しました。

よく高さの話をするときに「東京タワーの何倍」とか、広さの話をするときに「東京ドームの何倍」とかいう表現を使います。これと同じように、サーバやパソコンなどのデータ容量を説明する際、30年くらい前は「フロッピーディスク何枚分」という表現を使っていたのです。

一般的なフロッピーディスク1枚の容量は1.4MBなので、例えば5MBのソフトなら「フロッピーディスク4枚分の重さだよ。」なんて具合です。当時はそれでもすごく「重たい」という意味だったのです。

今では画質が良い写真1枚で5MBくらい平気であるので、それだけでフロッピーなら4枚分ですね。各種アプリなども数百MB~大きいものなら1GBを超えています。1GBのアプリなんてフロッピーディスク714枚分ですよ…。当時のパソコンやネット環境では考えられなかったレベルです。

毎度のことながら、技術の日進月歩には驚かされます。