日本ではペットを買う人の数が何年増えているのは周知の事実です。今日読んだBBT大学院(学長・大前研一)の記事によると、日本の家庭で飼われているペット(猫と犬)の数は1,591万頭で、15才未満の数1,435万人を超えたそうです。ペットの数は更に年々増加傾向にあり、子供の数は減少傾向にあります。

もちろん単純比較はできませんが、これだけで判断すると、これからは子供向けの市場のよりペット向けの市場の方が伸びる可能性があります。

またペットの中では2013年までは犬の数が猫の数を上回っていたものの、その後逆転して猫の方が多くなっています。そして、さらにこの10年間で差が拡大し、57%が猫、43%が犬というシェアになっています。

これを見ると、これからペット市場に参入するのなら犬よりも猫を狙った方が市場が大きく、更に成長する可能性が高いわけです。

総合すると、これから事業機会が大きく伸びる可能性が高いのは子供市場よりもペット市場、その中でも犬ではなく猫ということになるわけです。

参考:データから読み解く国内ペット関連市場(BBT大学院)

(写真はAI生成)