役割分担がしっかり決まっている欧米の企業では、プロジェクトマネージャという専門的な職業の人がいます。私たちの海お客様にもそういう肩書の人が多くいます。

プロジェクトマネージャは複数のプロジェクトを持っていて、それぞれのプロジェクトを徹底して管理しています。その管理が仕事なのです。なので何か1つのことに対してキスパートうわけではなく、全体的に広く浅く知っているのが特徴です。

そのプロジェクトマネージャーがいると、例えばプロジェクトの進捗役割分担、タスク管理等、問題管理だけを徹底してやってくれるため、他の人が楽だと思う人もいるかも知れません。しかし、他のメンバーからすると常に厳しく管理されできており、進捗なども徹底して聞かれるため、嫌われ者役になることが多々あります。そのおかげでスケジュールに遅れることなく、また何かを忘れることなく、プロジェクトが進行するものです。

なかなか日本ではこれだけを専門的にやってる人というのはいません。一方、欧米企業等と取引をしていると、こういう人が出てきて、非常にきっちりと管理するため、私たちも見ていて良い勉強になることがあります。