しばらく新幹線に乗る機会がなかったのですが、なぜか今年に入り乗る機会が増え、新潟に向かう上越新幹線、大阪に向かう東海道新幹線ともに数回乗っています。
で、数年ぶりの新幹線乗車で気づいたのですが、当然ながら切符がIC化され、スマホ対応になっていますね。
まあ、考えてみたら当然なのですが、私が前に乗った時はまだ紙の切符を買っていた記憶があるので、斬新なように感じてしまいました。試してみたところ、スマホで買う際には事前登録等の手間があり、登録方法や入力する内容もお役所らしく煩雑なのが難点です。アマゾンなどの究極に使う側の使い勝手の良さを計算して考え抜かれたシステムとは大きく異なります。
しかし、スマホで簡単に切符が買え、そのままスマホで乗れるようになったために駅の自動販売機や窓口で並ぶ必要が一切なくなったこと、紙の切符と違い、紛失や忘れの危険がないことなどのメリットはとても大きいと思います。
ところが!
改札で見ているとまだ半数以上の人が紙の切符を使っている様子でした。東京の地下鉄などでは9割以上の人がスマホやICカードで乗車しているのとは対照的です。
便利なシステムなのに十分に普及していないのは、使い勝手の悪さか、宣伝不足か…。
IC化は利用者側にも会社側にもメリットが大きいことなので、もうひと頑張りしてほしいところです。