随分前、ある飲食店の経営者から聞いた話です。週末、忘年会や新年会、歓送迎会のシーズン、給料日などに店が混むのは常識的にわかります。雨の日や極端に寒い日、暑い日、雪の日などに客入りが悪いのもわかります。
しかし問題なのは、それ以外の日に突然混むこともあれば、なぜか誰も来ないこともあるということです。これはまったく予測できないそうです。
客側の立場として、私もそう思うことがあります。シーズンでもなく、週末でもなく、給料日でも何でもないのに、なぜか店が混んでいることがあるものです。その反対もあります。客側としてはまだしも、店としてはキツイでしょう。


大阪の阪急十三(じゅうそう)駅に地元の人気店である551と喜八洲が二軒向かい合わせにあります。そして、大抵は551の方が大行列、喜八洲の方は比較的すいているのですが、この日はなぜか逆転していました。特に理由があるわけではなさそうです…。
時代、商売にかかわらず、需要予測は難しいものです。