陳腐な英語表現ですが、私は結構好きな言葉です。

「見なければ(会わなければ)、持ちも遠のく」というような意味です。人の付き合いだけでなく、ビジネスでも何でも共通すると思うのです。

今まで毎日会っていた交際中の相手が引っ越してしまい会わなくなると、多くの場合、気持ちも離れてしまいます。それを防ぐために毎日LINEを送ったり、電話をしたりするのでしょう。昔なら文通でしたね。

ビジネスでも同じです。いくら親しいお客様といえ、時々訪問してお会いするか、電話するか、最低メールでもいいので定期的に連絡するかしないと、気持ち的な距離が離れていってしまいます。

大企業の本社・支社の関係でも同じです。支社の人は本社から後回しにされることが多々ありますが、日々会っていないだけに、存在が遠いのでしょう。

幸い今はネットとスマホの時代です。毎日会うことができないのであれば、メールやチャットなどで頻繁に連絡を取るか、SNS、DMなどで近況を頻繁にアップデート報告することで、常に距離を近く保つことが可能です。

「Out of sight」にならないよう、現代のツールを最大限に活用することはとても重要です。