トランプ大統領直下のイーロンマスク氏が連邦職員の余剰人員を大幅に削減するのが目的で「先週成し遂げたことを5つ書きなさい。書かない者はクビにします。」というメールを200万人に対して送り、大きな物議をかもしました。
この政策が良いか悪いかは別として…。
何もしていない余剰人員が大勢いるのは別に米国連邦政府だけではありません。日本政府にしかり、日本企業にしかりです。
「先週成し遂げたことを5つ書く」という方法は、ある意味、とても理にかなっています。事務職、営業職、技術職、経営職、すべてに共通です。一週間本当に仕事をやっているのであれば、5つくらい成し遂げたことがあってしかるべきなのです。5つ書けない人を即クビにするのは疑問ですが、少なくとも問題視する必要はあります。
あるいは反対に、「週に最低5つは何かを成し遂げる」という考えを全員が持つようにすることも良いと思います。月曜の朝にダラダラと会議をするのではなく、全員に「今週の仕事5つ」を書いてもらうのが良いかも知れません。
やらなかった人をクビにするためではなく、全員が目標をもって仕事をするために「今週やること5つ」を月曜日に書き、金曜日に「今週やったこと5つ」を書く方法は色々な業種、職種で使えると思います。