かつて大ヒットしたアメリカ映画ですね。話は別にどうってことないのですが、ニューヨークの景色が好きで私は2回見たことがあります。
もう一つこの話で面白いのは、厳しいビジネスの世界をリアルに描いている点です。
若い女性が憧れだった雑誌社に入社し、有名なカリスマ編集長の秘書に抜擢されます。期待に胸を膨らませて仕事に就くのですが…連続して部長から無理難題や厳しい仕事を指示されます。そのすべてに応えようと一生懸命頑張るのですが、うまくいかず、都度怒られます。しかも、苦労してうまくいった時すら、褒められることありません。
ある日そのことを先輩に愚痴りました。それに対し、先輩は厳しく回答したのです。
「じゃあお前は『頑張ったね。えらいね。』とでも言われたいのか!仕事はそんなに甘いもんじゃないぞ!」という内容だったと思います。
これってリアルで「あるある」だと思います。
大学出たての新人、特に大学で優秀とされていた人ほど陥りやすいことです。
「頑張ったのに認めてもらえない。一生懸命やったのに、厳しく叱られた。」などの話は頻繁に耳にします。多くの人が経験していることでしょう。
それが社会です。学校ではありません。当たり前です。
頑張った結果としてプロジェクトが成功しなければ、お客さんは離れます。お金をいただくこともできません。社長が頑張った結果、収益が上がらなければ会社は倒産します。それが現実の世界です。また、たとえ成功しても、いちいち誰かに褒められることはないでしょう。お金をもらっているのだから、当たり前なのです。
会社は、頑張れば結果がでなくても評価される学校とは違います。
上司は、何かするたびに褒めてくれる親や先生とは違います。
もしこのブログを新社会人の方が読んでくれているのならぜひ覚えておいてください。
厳しい現実にぶち当たったとき、ふと思い出してくれれば何かの役に立つかも知れません。