何度となくこのブログに書いていますが、やはり頻繁に考えてしまいます。
私自身は習うより、自分で色々と調べるのが好きな方なのですが、世の中的には「仕事をいきなり任されても困る。ちゃんとやり方を説明してほしい。」という人もかなり多いようです。先日も書いた通り、20代のサラリーマンでは「一人一人親身に教えてくれる上司」が理想の上司ランキングで常に上位入りするそうです。
私は「会社は学校じゃないんだぞ!お金をもらって教わることを期待するな!」と言いたいところなのですが…そう言ってしまうとパワハラとか言われそうです。
ただ一つ確実に言えるのは、今の時代になり、自分で調べるのが格段に容易になったということです。ネット以前の時代なら、仕事のことは会社で先輩に聞く以外に学ぶ方法がなかったでしょう。大企業などで完璧な事務マニュアルが用意されているのなら別ですが、そうでない場合、都度、本屋や図書館に行って勉強するわけにもいきませんでした。
そういえば私が20代の時、勤めていた会社でかなり特殊な仕事を任されたものの、先輩方は超忙しそうでなかなか教わることができず、困った覚えがあります。「自分で勉強したいので、本を何冊か紹介してください。」とだけお願いしたものの、「そんな本はない。」と言われて途方にくれました。結局、実務で学ぶしかなかったのです。
今なら一般的な仕事はもちろんのこと、相当特殊な仕事、ニッチな仕事でも大抵はネットで瞬時に調べることができるので、独学が格段に簡単になっているはずです。恐らく新入社員が任されえる仕事であれば、社内の独自ルール以外のことはネットで9割以上、習得可能ではないでしょうか?
教わるのは悪くありませんが、それだけに甘えず、ネットを自分で駆使することにより、他に差をつけることができると思います。