ある大手の派遣会社に一度派遣をお願いして以来、人材紹介のダイレクトメールが頻繁に来るようになりました。面白いので時々見ています。
メールに添付されているリストは、(もちろん)実名は出ておらず、年齢やこれまでの職務経験だけが書いてあります。その経験が実にバラエティ豊かなのです。
企業での事務経験、飲食店のホール、キッチンスタッフ、スーパーのレジ係、カフェ店員、生命保険の訪問営業、運送会社の配達員…等など本当に色々とあります。
この中でふと考えるのは、同じ職種、同じ職務経歴の人たちでも、実際には全然違うということです。例えば私がファミレスに行っていつも感じるのは店員さんによるレベル差です。見た目や年齢、立場は同じ様子ですが、まるっきり仕事の質が違うことがよくあります。
同じ大学生のアルバイトあっても、本当にめちゃくちゃ仕事ができる人が稀にいますし、単に決められた時間が過ぎるのを待ってるだけの人もいます。これで同じ時給なら悪平等だなと思ってしまいます。
つまり、派遣を依頼する時だって、このリストで経歴を見ただければ実力が全くわからないということですね。一度や二度度面接すればわかることもありますが、短期派遣の場合は、それも難しいでしょう。実際のところ、運任せになってしまいます。
こういったことが近い将来、AIで正確に判断できるようになれば、日本のビジネスも大きく変わるかもしれません。