ウェブページ上にある外部リンク、つまり外部サイトにジャンプはずのURLをクリックしたときに「ページが見当たりません。」などのエラーが出てくることを「リンク切れ」、あるいは専門的に「404エラー」と呼んでいます。これがあるとSEO上マイナスになる上に、ユーザーからも信頼を失う危険があることは先日のブログに書きました。

では、なぜこのリンク切れが起こるのでしょう?

そういう統計があるかは知りませんが、私の経験上、多いと感じるのは以下の3つです。

1.ニュースページへのリンク
これは非常に多くあります。面白いニュース、自社に関連が深いニュースなどがあると、そのページへのリンクを自社サイトに載せることが頻繁にあります。それ自体は良いものの、その先がニュースページという性質上、一時的にしか表示されていない可能性が高いです。1か月~1年後にはページが削除されていることが多々あります。いや、多々どころか、残っていない方がむしろ一般的です。

ニュースサイトによってポリシーが決まっているところも多いので、一度チェックしてみることをおすすめします。さもなければ、ニュースページへのリンクは数か月後に必ず見直すか、最初から載せない方がいいでしょう。

2.キャンペーンページへのリンク
これも上記と同じです。キャンペーンという性質上、ニュース以上に一定期間後に消される確率は高いと言えます。一方、ニュースと違いキャンペーンならいつ終わるか確実にわかっているので、キャンペーン終了時にはリンクも忘れずに消すことが大事です。

3.リンク先のページ閉鎖やURL変更
リンクを載せていた提携先の企業がリニューアルや社名変更などの理由でホームページURLを変更すれば、当然リンクがエラーになります。提携先と言えども自社ホームページのURLが変わったことをご丁寧に連絡してくれることは稀でしょう。また、倒産したり、事業縮小したりしてホームページが無くなっていることもあります。

いずれも相手先のURLを常に管理することはできません。

リンク切れを避けるためには、常にツールなどで監視しておくか、最初からリンクを載せないのが最良の解決策なのです。