何とも昭和時代的な、陳腐な表現です。昔の会社で厳しい先輩や上司から言われたことがある人も多いのではないでしょうか?

でも表現はともかく、これは事実だと思います。

例えばプロのスポーツ選手が国際大会の当日に「風邪をひいたので欠席します。」というのはあり得ないでしょう。大事な大会に備えて体調を整えるのがプロだからです。

大臣、大統領も同じです。首脳会談に「お腹が痛いので欠席します。」という人はいません。プロとして、そうならないように何日も前から体調を万全に整えておくからです。

もちろん、そのレベルの人たちでなくても、一流のビジネスマンなら仕事のために常に体調管理を怠らないものです。上場企業の社長が株主総会当日に体調不良で休むことは考えられませんし、役員、部長クラスだって一流の人なら万全の自己管理をしているものです。

しかも昭和時代と違い、今は体調管理も容易になりました。安価で手軽に利用できるジムがあちこちにありますし、自宅で使える健康器具も格安で購入できます。お金をかけなくても、無料でお手軽にできる運動方法、自宅エクササイズの方法はネットにあふれています。

スマホやスマートウォッチの無料アプリで体調管理することも容易ですし、栄養管理、ダイエット情報もネットで瞬時に入手できます。

今の時代、「お金がないから」「時間がないから」「知識がないから」などの言い訳は通じません。

年々夏が暑くなってきた令和の今、昭和時代に言われていた「体調管理も仕事のうち」がますます大切になってきているのです。