他国でも見ますが、日本はとても強い気がします。
どういうことかと言うと...・
例えば何かのセミナーで講師が1時間ほど話した後、「何か質問は?」と聞きます。そこで真っ先に手を挙げる人は、日本ではごく少数です。100人もいながら0ということがよくあります。ところが最初の一人が手を挙げて質問し、講師が回答を終えて「他に質問は?」と聞くと、数名がどっと手を挙げます。
これセミナー等でかなりあるあるです。最初は誰も手を挙げなかったのに、二人目以降は一気に手を挙げるのです。
何かの新規事業もしかりです。どこか他のところがやっていれば良いのですが、最初の一社になることを特に大企業は嫌います。若手がせっかく新しいことを提案しても、「他にやってる会社は?」と聞かれることが多々あるようです。先例がないと率先して最初にできないというわけです。
スポーツ教室などでも同じです。先生がお手本を示しでは「では。誰かやってみてください。」と言っても、10人いる中で手を挙げで一番に始める人が誰もいないものです。みんな二番目にはなるのですが、最初というのを嫌うようです。
これだけでは何とも言えませんが、日本から新しいものが生まれにくいのは、こんなところにも理由があるかもしれません