ほんと、あほらしいくらいに単純で常識的、昭和時代から続く最も基本的な集客方法です。それでいて、今のAI時代でも変わらず効果があるのは面白いものです。日本だけでなく、多くの国で使われている方法です。
一番単純なのは、紙のスタンプカードですね。これは本当に昭和時代から変わっていないでしょう。しかし、いまだに健在です。私も近所のコーヒーショップを始め、複数枚持っています。それからカードを読み込む式。そこまでは昭和時代からありますね。
そこから平成時代になって進化したものは、スマホアプリ式。アプリを立ち上げてQRコードを店の人が専用の機会や店側のアプリで読み取るものです。昭和時代と違うのは、その先にクラウドの仕組みがあり、ポイントが集中管理されているということです。なので、アプリが壊れても、スマホを乗り換えても、スマホを紛失しても復旧できますし、複数台使って1つのアカウントに貯めることも可能です。
飛行機のマイレージ、クレジットカードのポイントなども形式は違っても根本的なコンセプトはポイントカードと同じでしょう。
もちろん、ネットショップも同様です。こちらは会員証やアプリがなくても、ログインして買い物するだけで自動的にたまっていきます。これが目当てで同じショップを使う人も多いはずです。楽天などはグループの全サービスに加え、グループ以外の店でも同じポイントを貯められるようにし、あらゆる角度からユーザーを引き込んでいます。これは昭和時代のポイントカードでは考えられなかったことです。
そして改めて考えさせられることは、このポイントカードに老若男女問わず多数の人が取りつかれていることです。ポイントカードをまったく使っていない人、まったく興味ない人は、滅多にいません。有名人、大富豪ですら、ポイントを集めて楽しんでいます。
最も古典的、最もベタな方法でありながら、いまだに最も効果的がある集客方法なのかも知れません。
