最近、街中や電車の中で何となく広告が増えているような気がしたので調べてみたところ、案の定、2022年の広告費はコロナ前を上回り、過去最高を更新したそうです。

2022年の広告費/電通
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2023/0224-010586.html

この数字を見る限りでは屋外広告や交通広告は1-3%程度のプラスなので、目に見えて違いが分かるほどは大きく変わってなさそうです。ただし統計は全国値であり、私が普段いる渋谷は新築の大型ビルが多いし、観光客や買物客も急激に増えているため、局所的には更に伸びていると推測します。

ネットが例年通り右肩上がり、テレビや新聞広告が年々低下しているのは時代の流れであり、誰もが知る事実ですね。一方、ラジオ広告が微増ながら伸びたことを知っている人は少ないでしょう。私も(当然)知りませんでした。この中にはPodcastやRadikoなどネットラジオは含まれていないので、古典的なラジオのみなのですが、なぜ伸びたのか不思議です。タクシーなどの需要回復が影響しているのかも知れませんね。

大企業の広告費は実績や見通しにに大きく左右されるため、世の中の広告費は景気指標の一つともいわれています。色々と見てみると世の中の流れもわかり、面白いものです。